トラック運転手を長く続ける7つのコツ

こんにちは、トラクル編集部です!
今回は、トラック運転手である方や、これからトラック運転手になろうと考えている皆様へ。長くドライバーを続けてきた方々へのインタビューで見えてきた長くドライバーを続けるための共通点を7つご紹介します。

これからの物流を担う皆さんへの少しでも参考になれば幸いです。

1.飛ばさない

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当たり前の事ですが、運行速度を守ることには多くのメリットがあります。

  • 事故を防ぐ(事故に遭わない)
  • 燃費を良くする
  • ブレーキを減らさない
  • 積荷を崩さない

など、目に見える様々なメリットです。

さらに、積んでいる荷物をより丁寧に運ぶことにより荷主と会社からの絶対的な信頼を得ることにも繋がります。運行速度を守ることで、急なブレーキやカーブでの運搬する荷物に負荷をかけることも少なくなります。結果として、荷物を大切に運べるため、荷主や会社に喜んでもらえるということです。
それ以外にもスピード違反で捕まると罰金と免許の点数が引かれます。違反の累積により免許停止にでもなれば、会社や取引先への信用と仕事を失うことにもなります。

万が一、荷主から飛ばすように言われた場合は、すぐに勤務先に連絡し事情を説明し、法定速度の範囲内で運行する事をしっかり伝えて下さい!そのような荷主はないと思いますが、自分の身をしっかり守ることもプロドライバーの仕事です。

2.時間を守る

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これはほぼ全員が答えていました。中には事故渋滞や天候を理由に遅延することもプロドライバーとして言い訳にもならないと言う強者もおられました。

理由として、渋滞した場合にこそ、他の道を知っておくといった事前準備や、少しでも遅れにないように努力することを怠らないか、それがプロドライバーだと。
「時間に遅れた際に許してくれる担当者がいますが、それで良しとするドライバーは、自分が会社の代表である事を忘れているドライバーと思います」と、40代半ばのドライバーの声です。

配車担当者は無理な運行をしなくていいように組んでいるはずですが、あくまでも走るのはドライバーの役割です。初めて走るコースなどは、ペース配分を含め下準備が必要ですね。

3.報告・連絡・相談

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入社してからずっと同じ会社なら様々なルールを理解しているでしょうが、転職したり、初めてドライバーになられた方には特に重要だと言われました。
“前の会社ではこうしていたから・・・”という理由で自分のみの判断で行うと、大きな迷惑を荷主や会社にかけることにもなります。

例えば、遅延するかもしれないので、おろし地の担当者に電話をすることにしました。以前の会社ではドライバーが連絡を行っていたので直接電話したところ、「当社は直接依頼した企業からの連絡しか受けない」と言われたので勤務先に連絡し、依頼先に遅延する可能性があると伝えてもらいました。会社の方はその際、依頼先から注意を受けたそうです。
荷物を依頼した先が直接の荷主でないこともあり、会社と会社がいくつも間にある場合があります。イレギュラーがあった場合、本来会社から聞いていないことがあれば遠慮せず確認することが大切です。

聞いていない、言われていない、は言い訳にしかならないので、自ら確認することを心がける必要があるでしょう。

4.挨拶

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長く続いている方の多くは、「元気な挨拶」を心掛けているそうです。初めての場所でもまず自分から挨拶する事で相手の対応が良くなる事があると言われます。他社のドライバーと偶然話す機会がある時も「挨拶」一つから長い付き合いの始まりにもなりえるでしょう。

また、逆の話も聞きました。同じ業界で転職を何度かされたドライバーの方は、「若い頃は、俺が会社を支えてやっている、というような勘違いをしていて会社や現場で良く人とぶつかっていました。その都度転職していたのですが、何回か転職したあと面接に行ったら、“あなたの名前は聞いています。自分を変える気持ちがないならうちでは無理だよ”とはっきり言われました。狭い業界なのでどこからか話は伝わるのだと思い、自分の行動が自分に返ってくると良く分かりました。」と答えておられました。

人間関係が上手くいかなくなると中々そこには居づらいものです。トラック運転手に限らずどこの世界も同じですね。

5.健康管理

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デスクワークと違い、トラック運転手の場合、遠方で体調が悪くなっても自分で何とかするしかなくなります。そうならないためには、良く言われることですが、十分な睡眠、バランスの良い食事、運動が必要です。

ここでは、今から”トラック運転手になる方”に向けて、トラック運転手ならではの気をつけていることをご紹介します。

トラックでの睡眠

季節として真夏と真冬の夜にキャビンの寝台で寝る時が最も辛いとの声が多く聞かれました。
対策としては、真夏は窓を開けたままだと蚊に邪魔されるため、網戸の様なネットを事前に購入して外からの風が入るようにする事。
冬場は寝袋や毛布は必要ですが、被らない顔が寒いので顔が隠れるような寝袋がおすすめの事。

トラックでの食事

食事はトラックを止められるコンビニが主体となりがちです。バランスの良い食事を採る事は中々困難です。
長距離が多いドライバーの方は、2ℓのペットボトルを購入し、小分けにして飲むことで出費を抑えているそうです。食事も車を止めて食べられない事も予測し、日持ちする缶詰などは幾つか必ず積んでいるとの事でした。
食事については解決に至る話にはなりませんでした。今後の課題となりますが、トラクルでもおすすめする食堂などの情報をご紹介していく予定ですので、楽しみにしておいてください。

あと運動は激しい運動ではなく、ストレッチなど休憩時に車外に出て、体を伸ばすだけでも疲れの溜まり方が違うそうです。

6.運転するトラックより”運搬物”に気をつける

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毎日運搬するものが同じ会社には当てはまらない事ですが、チャーターなど運搬物が変わる会社に勤務されているドライバー、これから会社を選ぶドライバーには重要なポイントです。

「若いうちは手積み手おろしなんか全く問題無かったけど、年を重ねるとかなり辛かった」という意見は多いです。転職するきっかけが荷物内容だった、という話も多く聞かれました。
特に、ウイング車やバンはケースもの(段ボールなど)を運ぶ機会が多く、先ほど述べた腰痛や関節痛を引き起こす原因となります。ウイング車に比べると平車やユニック車は機械積みおろしの機会が圧倒的に多いことから、50代になってウイングからおりたというドライバーも中にはいました。

ドライバーの転職の際に「手積み手おろしが多いかは確認した方が良い!」のはこういうことだったのですね。
一番良いのは与えられた仕事に常に対応できる体作りができる事が良いのかもしれません。しかし、無理をしているようでしたら自分の体の状態を考えながら、会社に相談し、運搬物や車両を考えてもらう必要がありそうです。

7.車両を大切に扱う

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仕事の一番の相棒を如何に大切にできているか?
ドライバーに言われたのは、「道具」として扱うのか「相棒」として考えるのかで扱い方が変わるということです。

“トラックのおかげで仕事ができている”と思っているドライバーは車外の洗車、車内の整理整頓をしっかりしています。相棒の調子が悪くなれば、仕事もできなくなるしお客様にも迷惑をかける。相棒を大切にすると自分の気持ちも違うし、お客様に見られているのは自分だけでなく会社もだから。と言われました。

確かにインタビューした皆さんのトラックを拝見しましたが、とてもきれいにしていました。また20代後半のドライバーの方は中のカーテンが漫画の「ワンピース」の“海賊旗”になっていました。「自分の船?じゃないけど乗ると気分が高まり、この旗見ると、よしっ仕事だ!って気分になれます」だそうです。
様々な世代で見せ方や考え方は違いますが、大事に扱っていることはしっかり伝わりました。

まとめ

今回の「トラックドライバーを長く続けるコツ」は、ドライバーの皆さんにインタビューをする中で見えてきた内容です。実際に経験したからこそ分かる内容も多く、特にこれからドライバーを目指す方には参考になったのではないでしょうか?

トラック業界だけでなく、他の業種にも共通する事柄が多いと感じました。どんな仕事でも長く続けるためには、自分自身、そして周りへの関心と気配りが必要なのは変わりませんね。