トラックの不正改造にも注意が必要!6月は「不正改造車排除」の強化月間

こんにちは、トラクル編集部です。
6月に入りましたが、皆さん今月が「不正改造車排除」の強化月間だということを知っておりましたか?

安全面もそうですが、金銭的なところも含めて捕まって良いことはありません!本日は全日本トラック協会より案内された不正改造車の処分内容をご紹介します。

これをきっかけにご自分のトラックを見直してみてはいかがですか?
アイキャッチ画像:マイナビニュース

トラックの不正改造、何が対象なの?

トラックの不正改造と言っても何が対象かきちんと分かっていない人も多いのではないでしょうか?
まずは重点的にチェックされる不正改造項目をご紹介します。ドライバーのみなさんも、今のうちにもう一度チェックしてみてください。

  1. 視認性、被視認性の低下を招く窓ガラスへの着色フィルム等の貼付
  2. 前面ガラスへの装飾板の装着
  3. 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け
  4. タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し
  5. 騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し及び基準不適合マフラーの装着
  6. 土砂等を運搬するダンプ車の荷台さし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し
  7. 基準外のウィング(エア・スポイラ)の取付け
  8. 不正な二次架装
  9. 大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等
  10. ディーゼル黒煙を悪化させる燃料噴射ポンプの封印の取外し
  11. 不正軽油の使用

不正改造車の処分と罰金は?

不正改造をしていた場合の行政処分は違反車両数に応じて、かなり重たいものとなっています。

初回違反 再違反
20日×違反車両数 40日×違反車両数

下記のように法令でも明記されています。

●点検整備の義務
自動車の使用者は、自動車を保安基準に適合するように維持しなくてはならないことになっており、そのためにも日常点検整備、定期点検整備、その他の使用状況・車種に応じた点検整備の実施が必要です。
<*道路運送車両法第47条、第47条の2、第48条>
<*貨物自動車運送事業輸送安全規則第13条>

●不正改造などの禁止
全てのドライバーは、保安基準に適合しなくなるような自動車の改造、装置の取り付け取り外しなど(不正改造行為)を行なってはいけません。これに違反した場合は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられます。
<*道路運送車両法第99条の2、第108条>

●不正改造車に対する整備命令
地方運輸局長は、不正改造車の使用者に対して、保安基準に適合させるために必要な整備を行うことを命ずることができます。整備命令を発令された使用者は、15日以内に必要な整備を行なって当該自動車を地方運輸局長に提示しなければなりません。整備命令違反および現車提示違反については50万円以下の罰金が課せられます。
<*道路運送車両法第54条の2、第109条>

●整備不良車両の運転禁止
道路交通法においても、保安基準に適合しないため交通の危険を生じさせ、または他人に迷惑をおよぼすおそれのある車両(整備不良車両)の運転を禁止しています。これに違反して運転させ、または運転したものは3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が課せられます。
<*道路交通法第62条、第119条>

ドライブレコーダーや動画投稿での摘発が増えている?!

最近ではドライブレコーダーを搭載したトラック、車が多くなってきたこと、また簡単にYoutubeなどへ動画をアップできるようになったために、第三者からの投稿で不正改造の違反がバレることも多くなってきています。

仮にインターネット上に動画がアップロードされてしまった場合は、処分や罰金だけでなく、会社の評判を落とすなど、直接的な損害以上に影響を受ける場合も出てきます。
便利にはなりましたが、油断ができない世の中になっています。安易に考えないようにしたいものです。

最後に

今月は特に、不正改造に注意すべき月となっています。自分は大丈夫だというドライバーの皆さんも再度チェックする機会にしてみてはいかがでしょうか。